寒川ゲストハウス
すぐ隣に老夫婦の住む母屋がある。娘さんが3人いて帰郷したときに気持ちよく過ごせるゲストハウスを作って欲しいとの依頼だった。周辺は水田が広がる牧歌的な立地であるので、昼間は水田を抜けてきた程よく涼しい空気を吸い、夜はカエルや虫の声が聞こえる昔懐かしい空間をイメージしながら計画した。建物全体を焼杉で覆い新築時でも環境の中で浮いてしまわないようデザインしたつもりである。環境にうまく溶け込ませることができたと思っている。現在は娘さん家族が帰ってきた時はもちろん、ご近所さんのたまり場にもなっている。
